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今、思うこと… [DOGS]


先日久しぶりに、ごまに引きずられ負傷してしまった私。最近そういうアクシデントがなかったので、ちょっと落ち込んでおります。そんな中、これまでのこと色々思い出したりしてたんですが…思い出しながら、いろいろ考えたことなんかを、今日は語ってみたいと思います。というか、ひとりごとみないなもんです。なので、いつものお笑いはありませんし、犬のしつけのこととかあまり興味のない方には、つまらない内容だと思いますので、スルーしちゃってください。

これまで飼ってきたワン達は期間の違いはありますが、皆、訓練所での委託訓練を経験しています。ルナは4カ月間、アンは6カ月間、まめも恥ずかしながら4ヶ月間、ごまも(これでも)2ヶ月間、訓練所生活を送ってきました。何度かこのブログに書いてきたように、ルナとアンは健康面では難ありでしたが、しつけの面ではほとんど手のかからない子たちだったので、あの頃は「ルナとアンがお利口さんなのは、訓練所のおかげ」だと信じて疑っていませんでした…

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アンが亡くなった後、まめを迎えたわけですが、生後6か月になった頃、何の躊躇もなく、当たり前のように訓練所に預けることになりました。そして4ヶ月後、帰宅したまめの様子を目の当たりにして思ったのは「なんじゃこりゃ~?」。 もちろん「スワレ、フセ、マテ、コイ、アトヘ」などのコマンドは、ひと通り理解しているんですが、訓練モードになったときしか、これらのコマンドが通用しません。いざ普通のお散歩モードになると、テンション高いし、引っ張り回すし、ひどい時には2足歩行までする始末で、そりゃもうメチャクチャでした…

ルナ&アンと同じように訓練所生活を送ったのに、なんでまめは…?とか、思ったとおりにいかなかったら、まめはちょっと頭がおかしいのかもしれない…とか、普通に歩く回路が切れているに違いない…とか、自分のことを棚に上げて身勝手なことを考える、どうしょうもない飼い主でした。そのころは、自分の犬のことなのに、まだどこか訓練所頼み、他人任せの所がありましたし、しつけと訓練の区別がついていなかったんだと思います。

もともと飼いやすい子だった上に訓練が入り、さらにお利口さんになった面はあると思いますが、今から思えば、ルナに訓練所生活は必要無かったような気がします。アンは警察犬系統のラブだったので、訓練所で能力を伸ばしてもらい、コマンドにきちんと反応するようになり、かなり飼いやすくなった部分はありますが…。とはいえ、2匹を訓練に入れたことが無駄だったとは、これっぽっちも思ってません。もちろん訓練所ですから、そこで教わるのは競技会向けの服従訓練が中心になるんですが、犬の訓練と同時に飼い主の自分も、訓練士さんから犬の扱い方、コントロールの仕方を教えていただき、良い経験、良い勉強になりましたから…あの時の経験がなかったら、とてもじゃないけど、ごまをうちの子に迎える決心はつかなかったと思います。

まめが訓練所から帰ってきて2カ月ほどしてルナが亡くなり、まめ1匹だけの生活になったんですが、やっぱり多頭飼いの魅力が忘れられず、もう1匹飼いたいという気持ちがムクムクと出てきました。ただ、1歳を過ぎたばかりのまめがいる所へ、新たに子犬を迎えるなんて絶対に無理!ということで、成犬の里親に…という選択肢がでてきました。

そして、ごまを迎えることになり…まめの良いお手本になるような、落ち着いた犬を迎えたはずだったんですが、まめのしつけの何倍ものエネルギーが必要なごまさん…あちゃ~!でも、けがの功名とでも言いましょうか(負け惜しみとも言いますが…)、ごまのおかげで、あんなに大変だと思っていたまめのハチャメチャなんて大したことない!と思えるようになりました。

ごまを迎えた当初は、ケガにおびえながら散歩をする日々が続き、実際に筋肉痛はもちろん、打撲、肉離れ、スジ違い、筋断裂…と、負傷のデパート状態になってしまい、ごまとの散歩が苦痛以外の何物でもなくなってしまいました。そんな状態でなんとかひと月ほど頑張りましたが、何をどうしたらいいのか分からなくなり、とりあえず2ヶ月間だけ(自分の傷を癒すためにも…)ごまを訓練所に預けることになりました。で、2ヶ月後どうなったかというと…訓練はできても、しつけとなると…思うように行かないんですよね…。

特にごまの場合、周囲からの刺激さえなければ、散歩ではほとんど引っ張ることはありません。なので、訓練所でも環境にさえ慣れてしまえば、何の問題もなく過ごせるわけです。問題が見えないから訓練士さんも直しようがないわけでして…結局、基本的な服従訓練を受けて帰ってきただけになってしまいました。あっ、もちろんそれはそれで、日々の生活で役立っております!

そして以前と変わらない、ハチャメチャのまめと、興奮MAXぐははは~のごまを前に、一体どうしたもんか…と考えるうちに「訓練は訓練、しつけはしつけ!」「訓練所任せ、他人任せにせず、自分が向き合わなくてはダメなんだ!」ということに、ようやく気付き始めました…長い道のりでした、トホホ。それからは、ネットでしつけやトレーニングの情報を仕入れたり、同じようにしつけで悩んでいる方のブログを見て回ったりして、自分なりに納得できる方法を色々と試してきました…

そして今、散歩では常に引っ張りまわし、リードが緩むことなんてなかったまめと、しの字散歩(リードが緩んでひらがなの「しの字」の状態になる)が出来るようになりましたし、アイコンタクトを取りながら(見つめあいながら…うふ[ハート])並んで歩くことも出来るようになりました!

ごまは、興奮すると完全に目がイッてしまい、人間の言葉なんて全く耳に入らず絶叫していましたが、今では違う世界に行ってしまうことはほとんどなくなり、こちらを気にしながらピーピーフガフガ言う程度の興奮になりました。それでも、知らない人が見ると、まだまだコワイと感じるレベルだと思います。

そんな感じで、少しずつ進歩しているとはいえ、まだまだ課題山積の2匹です。色んな情報を仕入れては、自分なりのやり方で試すということを続けていますが、今ひとつ進歩が見られないというか、自分だけの力では限界なのかな…という所でウロウロしているのが現状です。

こんな感じで行き詰ってしまった今、ちょっと違った視点で、訓練ではなくしつけの視点で、プロの方に2匹を見てもらうのもひとつの方法かな…なんて思ったりもしています。もしかしたら自分の勝手な思い込みで、間違った接し方をしているかも知れませんし、違った視点で見てもらうことで、良い方向へ向かうきっかけがつかめるかも知れませんしね…

まめはもうすぐ5歳、ごまは我が家に来てからもうすぐ3年半が経ちます。石の上にも三年、という言葉のとおり、「何を考えてるか分からない」「どうしていいのか分からない」状態だった2匹との関係も、まめは3歳を過ぎたころから、そしてごまも半年ほど前から、関係性が一段階レベルアップしたというか、良い感じになってきたやん!って思えることが増えたような気がします。

一喜一憂したり…イイ気になっては突き落とされたり…3歩進んだと思ったら10歩くらい後退したり…多分まめ&ごまの2匹(特にごま!)とは、一生そういうことが続くと思いますが、ルナ&アンとの生活の中では絶対に気付かなかったことに気付かされたり、色んなこと学んだり、努力したり…うんうん、これでいいのだ!と、思うことにしま~す\(^^)/

 

ということで、思いつくままにダーッと書いてみました…
最後までお付き合いくださった皆さん、ありがとうございます!

Thank you !???? See you !


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